壁の上から下まで埋めつくす書物、なんて
物語の中でしか味わえない光景だと思っていた。
ここは王宮の中の書物の間。
うっすらと黴くさいような匂いがたまらなく心地いい。
天窓から射す光の中に埃がキラキラ舞う。
しあわせすぎて、すてきすぎて、放心状態。
とどめに、本棚の中にかくし扉(もちろん裏にはひみつの書庫が)。
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うん、知ってた。見られてること。またおこしやす。