2010年10月04日

ご無沙汰しています

なにから書けばいいのかわからないまま気づけば10月。Twitterを始めると大概の人はブログが留守がちになると聞いてはいたがその通りですね。加えてうちの6年もののiBookは既にインターネットの世界から三行半を突きつけられかけている存在なので、ダイヤルアップと見まごうほどのその鈍重さに更新の手も鈍りまくりでした。さらに8月9月は夫が猛烈に忙しく、普通に出かけて夜には帰宅出来るはずの日ですら息子に「パパ、らいしゅうまでかえってこないんでしょ?」と見送られるほど出張出張出張で全然家にいなかったこともありまして、140文字を越える文章が全然書けませなんだ。



ドイツ生活7年目に突入した近況。



9月から息子が保育園に通っています。最初の数日間は着いて靴を履き替えるなり親の方を振り返りもせずに遊びにすっとんで行っていたので、まあ頼もしいことよと後ろ姿を見送っていたのですが、「自分はドイツ語を話せない、周囲の人は誰も日本語を解せない」という事実に遅れて気づいて以来、遅ればせながら家を出るのを泣いて嫌がったり渋ったりするようになりました。これまで息子を取り巻く人間は日本語話者か日本語がわからなくても息子の話をニコニコ笑って聞いてくれる人だけだったので、そのどちらでもない人たちの中に心の準備をする間もなく突然放り込まれた不安は想像するだに胸が痛むし、1ヶ月経った今でも不安の種は尽きないけれども、そこは子どもの逞しさしなやかさででおそろしい早さで言葉を吸収し新しい世界に馴染み始めているのはまぶしい限り。早速保育園で風邪をもらってきたせいもあって時折ぐすぐずと「ほいくえんいかない」と甘えたがりますが、言葉が通じないながらも友達もできて、一旦登園してしまいさえすれば給食を5回もお替わりする強靭さで過ごしているらしい。ちなみによく聞く話ではありますが蒙古斑はやっぱり「家で強く打ったんですか?」と聞かれました。



そんな中、昨日は日本人親子会の運動会が開催されたのですが、集団行動が大嫌いなのはここでも健在、というか嫌なものを拒んで実力行使に出る力が段違いにアップしているだけに、全力で泣かれ、逃げられ、暴れられすると臨月の母にはもうなす術がなく、のたのたと右往左往するのみ。家に帰りたい、さもなくばせめて隣の公園で遊んでいたいと聞かないので、皆の歓声を遠目に見ながら砂場のベンチで文字通り砂を噛むがごときお弁当。会場付近に近づくことすら頑に拒否したので半日ただただ遊ぶばかりで集合写真にすら参加できず、運動会の解散頃にかろうじて荷物を取りに戻り、挨拶をし、とぼとぼ、めそめそと、息子は遊び疲れてぐずぐずぐったりと、帰路につきました。

他の子は楽しくて仕方がない様子なので「どうして泣いてるの?」「何が気に入らないの?」「どうして運動会が嫌いなの?」と大人からも子どもからも聞かれるの、私も息子もしんどかった。そんなことはこっちが聞きたい。そしてむしろ私のほうが泣きたい。以前も書いたけどこの子は1対1もしくは少人数で楽しく過ごすことはできても集団行動がほんとうにほんとうにほんとーーーうに苦手らしいのだ。家に帰って眠りについてもうなされて「いかないよ、いかないよう、おうちかえるのー」と暴れ出してしまうくらいに。

これはもうこういう子なんだと思って気長に付き合うほかないと腹をくくるも、どうにも行き場のない淋しさは残ります。親の勝手な期待に過ぎないとはいえ、道一本隔てた向こうで息子のいない運動会を眺めながら過ごす日曜日はこれまで味わったことのないくらいしょっぱい味がしました。



中の人はもういつ出てきてもおかしくない感じなのでそのへんはまた今度書きます。
posted by YUKINO MATOI at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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