2010年08月24日

肩の荷一つ放り出す

「不安だけど、大変だろうけど、きっとなるようになるから、大丈夫」という選択ではなく、「少しでも不安材料になり得るのならば、そちらへは行かない」という選択をすることに決める。より正確には「ただでさえ不安だらけで潰れそうなのでこれ以上不安の種はいっこでも増やさない」。具体的には、現在夫に来ている仕事依頼のうち大きなものを一つ断ってもらうことにした。産休手当など出ないフリーランス夫婦で、かつ、これから子どもが生まれるという時期だからこそ、我が家の台所事情では「仕事を断る」というのはかなり勇気のいることで、引き受けた場合に夫が頻繁に家を空けることになる分ベビーシッターさんを雇ったとしても算盤上ではそれなりに割に合うといえば合うのだが、どんなに親身になってくれるベビーシッターさんでも夫の代わりではないし子どもたちの親でも家族の一員でもない。住み込みの乳母ではあるまいし、彼女の仕事は私達にこれとこれとこれ、お願いします、と言われたことをこなすことであって、何をどうしたら上手くいくのか、頭を抱えて途方に暮れている母親と一緒に育児生活を乗り越える術を考えることではない。そうでなくても私は人に何事か作業を割り振って采配するのが大の苦手なのだ。いざお手伝いを頼もうとしても、では何をどのくらい、どのように、いくらで、何時間依頼すれば私と2人きりで2歳児と新生児の相手が務まるのか情けないほどにあやふやな見積もりしか立てられないのでは頼みようがないではないか。



へたりこんでしまったときに必要なのは
「きっと」大丈夫、という心強くも不確かな励ましではなく
藁一本でもいいから確実に掌につかんで感じることのできる手応え。
そのうち泉に着くから立って歩けと言われるより
雀の涙ほどでいいから今すぐ飲める水が欲しい。



波も風も立つだろう、嵐の日も来るだろう。
それでも、穏やかに丁寧に暮らしたい。
倦むことなく放り出すことなく積み重ねたい。
そのためには求めに応じて家の外からやってきてくれる人ではなく
同じ立場で朝から晩まで一緒に膝突き合わせてくれる相方が
どうしたって必要なのだった。
posted by YUKINO MATOI at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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