2009年02月27日

選択

イスラエルの戦争犯罪を告発するユダヤ教徒
「ナチスに殺された我が祖母の死を隠れ蓑にするな」
http://d.hatena.ne.jp/Mmc/20090127

村上春樹スピーチ全文和訳Ver.1.2
http://d.hatena.ne.jp/sho_ta/20090218/1234913290

人は己の出自を選べません。
イスラエルは国民皆兵の国です。
男も女も18、9になれば戦場に駆り出され、引き金を引くことを教えられます。
物心ついたときから戦争と無縁ではいることを許されない状況。
ガザで苦しみの真っ只中にいる人たちにとってはもちろんのこと
イスラエルという国に生を受けた人たちにとっても
ジェラルド・カウフマン卿のようなシオニストの存在
そして村上春樹氏の存在は、今、決して小さくないと思うのです。
posted by YUKINO MATOI at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

例えばそんな幸せ

高校のときの憧れの人。
全くといっていいほど接点はなかったから
片想いには発展しなかったし
そもそもいつ見ても可愛い女の子が隣にいた。
体育の授業で遠くに見かけるたび
廊下ですれちがうたび、小さく「あ」と思う。

自分に初めて恋人ができていくつかあった嬉しいことのうち
決してちいさくないひとつは恋人と彼とが親しかったことで
やっと時々話すきっかけができ、やがて高校を卒業し、揃って上京した。

何年かして、恋人と別れて
仲の良かった恋人の友達とはみな次第に疎遠になってしまったのに
彼とだけはなぜだか時々一緒にお茶を飲んだり、電車に乗ってでかけたりする関係。
結婚してドイツに来てからも帰国のたびに会い
何度目かの帰国のときにはタキシード姿で素敵な奥様と並ぶ写真を見せてくれた。

彼は夏にはパパになるのだという。
私たちはきっとそれぞれの伴侶と子どもを連れて
涼しいカフェでお茶を飲むのだ。
posted by YUKINO MATOI at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いろいろ今更すぎて恥ずかしくさえあることを書くよ

心動かされるひとやものごととの出会いが生きることの全てだ。

と、なんだかえらくしみじみ感じ入ってしまう出来事が近頃多すぎて
もういちいち泣いたりしないけど
ただただ、とにかく生きよう、長生きしよう、と思うよ。
posted by YUKINO MATOI at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え事の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

Ewige Wiederkunft

裁きのときがやってきて
私は水辺に立つ執行人のもとへ向かいます。
大切な人たちはもうみな先に逝ってしまった。
大切な物たちはすべて炎の中へと放り込まれたあと。
情けで死に方を選ばせてくれる、というので
それでは一思いに頭を石に打ち付けてください
なるべく苦しみたくないのです、というと
彫像のような顔をした執行人はひょいと私の腰を抱えて
まっさかさまに石段の角へ振り下ろしました。

生暖かい痛みを感じたのはほんの一瞬。
頭から血を流して水に沈みゆく私は
気がつくと母親の羊水の中から掬いあげられていました。
赤ん坊の私は、初めて見る空のあまりの青さに泣きました。
透き通る炎のような眩しい青、青、青。
赤ん坊のくせに、もう自分が咎人の生まれ変わりとして
業深き道を生きてゆかなければならないことを知っているので
途方もない心細さに恐れおののきながら
それでも空のあまりの青さに声を上げて泣きました。



目が覚めたら枕が涙でぐしょぐしょでした。
posted by YUKINO MATOI at 02:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 夢日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

嗅覚の備忘録

私にとって江國香織はなによりもまず嗅覚を書く人であり
触覚、味覚、視覚が並んでその後に続く。音はあまり感じない。
日本に置いてきた、枝豆の茹で上がるときの塩気のある青臭さや
クリーニング屋の前を通るときの清潔な糊の匂い
いぐさの感触とともに思い出す畳のひんやりした香り
商店街の空でプラスチックの造花が風にひるがえる音、などなどを
ゆるやかに、心地よく、なつかしく呼び出すために彼女の文章はある。
初めて江國香織を読んだのはドイツでだった。
日本ではおそらく手に取ることはなかっただろう。
posted by YUKINO MATOI at 05:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子どもが目にする二大家事

この街に住まう日本人家庭のために
育児サークルのような集いがあり
週に一度〜二度ほど参加しているのですが
そこで先日耳にした会話。

「うちの子はおねえちゃんの影響か最近ままごとが好きなんです」
「それは育児系ですか?それとも料理系ですか?」

うむ、笑った。
洗濯より掃除よりも子どもが見ている働く母親の姿って
圧倒的に台所仕事と子ども(つまりは自分たち)の世話なんだろうなあ。

そんな母は近頃圧力鍋に夢中です。
だって小豆が30分で煮えるんだもの。
今度は中に入れる蒸し器を買って納豆を作りたい。
posted by YUKINO MATOI at 05:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 子日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

恍惚

美味な菓子は世界に数多あれど
この世で最も官能的でエロティックなお菓子とは
練切なのではないか、という気がする。
しっとりと滑らか、些かの乱れもない濃やかな肌目に
深々とくろもじを沈めて切り取っては口に運ぶその快楽よ。

菓子ではないけれど
発泡ワインのコルクを留めるワイヤを外す瞬間も
コルセットの紐を緩めているようで好き。
posted by YUKINO MATOI at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9の相違より1の合点

結婚して今秋ではや5年
傍目からどういうふうに見えるのかわからないけれど
気が合うことより合わないことのほうが圧倒的に多い夫婦だと
予告も事前の擦り合わせもなくかちりと意見があったときに
5割増くらい余計に嬉しい。

ねえ日本に帰ったら新聞取りたい?
取るかどうかはわかんないけど取るなら地方紙だよねえ。
朝日とか読売とかじゃなくてさ。
posted by YUKINO MATOI at 02:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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