2007年11月18日

男子

男でも女でも通りそうな名前には
我が子の名前としてしっくりするものを感じることができなくて
とりあえず両方一つずつ名前を考えてあった。

持って生まれた性をこの世界の中にどのように位置づけてゆくかは
「彼」ないし「彼女」が長じてから自分で選び取って行くべきものだけれど
あらかじめ子が具えているものを汲み取ってそれに準じた名を付けること
それなしで人はこの真っ白な個体を扱うことなど出来ないのだと思う。

子の存在をいかにこの世の中に定義づけるか
その最初期の判断の何割かはやはり性別に拠るしかないのだ。

男の子だろうが女の子だろうが
授かった時点で嬉しいものは嬉しいに決まっているので
男子とわかったときの感想は、だから、すっきりした、というのが一番近い。
ほんの一部分だけれど、君がどんな人なのかがまた少しだけわかったから。



少なくとも自分の子どもに対しては
両親ともに「男の子だから」「女の子だから」という理由で
子に何かを強いたり、禁じたり、言い含めたりするような育てかたはしていない、と
本人たちは公言しているし、私もそのようにして大きくなった覚えはないのだが
身籠ってなお、性別というものはある種のしがらみ以外の何物でもなく
それをこの身に引き受けて生きる、という心構えなしでは
一歩も動けないような人間がどうして出来上がってしまったのかは謎。
posted by YUKINO MATOI at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月14日

女子の冬小物の名称について

既に存在していた有形無形のものに新しい名前を与えて
適度に新鮮で口の端に上りやすく
語感の良い(ような気がする)ものに仕立て直すのが日本人は得意なのだから
「薄手で着膨れせず保温性が高く肌触りの良い生地で作られたインナー」に
誰か早く「ババシャツ」以外の名を与えてはくれまいか。
posted by YUKINO MATOI at 19:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

菊地成孔Dub Sextet

今年起こった出来事のなかで
子を授かったことの次に大きな驚きと喜びと胸の高鳴りが
菊地成孔氏の新バンド結成の一報によって今もたらされています。
年末にリリースされるニューアルバムが
決して期待を裏切らないであろうことは確実。
だってだってだってドラムスが本多球也さんなんですものー!!!
佳かった、日本に帰ることに決まっていて本当に佳かった。

ちなみに菊地さんの日記によると
制作責任者であり情報管理担当者であるところの高見さんという方が
なんと自らmixiで情報フライング公開
新バンド結成が公になる前にmixiでコミュニティができてしまったという
実に素敵な逸話つき。コミュにはもちろん速攻で入りましたとも。



音楽だけが辿り着ける場所、音楽でなければ辿り着けない場所を
幸運にしてこれまでに何度か私も垣間見ることが出来ました、が
ドラムス、というシンプルな楽器一つだけの力で
私をそこに連れて行ってくれた本多珠也という人に
このような形でまた出会えることのめくるめくような多幸感といったら、もう!
posted by YUKINO MATOI at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

恋と嗜好と水の入れ替え

昔から、それこそJUDY AND MARYが世に出てきた頃から
ずっとずっとYUKIちゃんは大好きな人の一人だったけど
最近やっと見た「ビスケット」のPVが息が止まるほど可愛くて、可愛くて
ヨガよりも鉄分・カルシウムの摂取よりも1日1回のビスケット鑑賞が日課。
イントロが流れた瞬間に血液の温度が変わるような
世界の色が、空気の密度が、そこを中心に再構築されてゆくような
しばらくは熱に浮かされたようにそのことしか考えられなくなる唄との出会いを
恋と呼ばずに何と呼べばいいのでしょう?



お菓子モチーフのアクセサリや小物が作りたくてたまらなくなり
帰国したら福田里香さんの本を探そう、とまた散財の決意を固めてしまう。



中の人は男性より女性の歌声が好き、と断定するにはまだ早いけれど
YUKIちゃんはじめ女性ヴォーカルの歌に強い反応を示すのは確かで
男性ヴォーカルの歌を聞いているときにはあまり動かない。
同じ女性の歌声でも、キティの選曲よりは私の好きな歌に反応するよう。
外の人の好き嫌いは中の人にも伝わるのだろうか。

私が辛いものを食べていると必ずびくりと体を震わせるのも面白い。



年末年始を日本で過ごすことが決まったので
そのまま正月明けから産休を取ることにしよう
自宅でできる小規模な仕事だけ春まで続けよう、と決めて
仕事先で報告を済ませ、了解を取り付けた日は
ぐずぐずと冷たい雨がアスファルトに落ちた葉を叩いて
やることなすことが全て、とまでは行かなくとも
肝心なところでは微妙に噛み合なくて、とても寒い日。
特に深く考えずにいつもと少し違うことをしたら人を戸惑わせてしまったり
いつもだったら別段問題にならない些細なことがタイミング悪く響いてしまったり。

同じところで同じようなことをずっとやり続けることは
私の場合あまり良い方向には影響しないので
気づけば3年間働いていた店に当分の間行かなくなることと
出産を機に生活のサイクルががらりと変わるであろうこととで
水も変わるし余計な澱も藻も全て流れていってしまうだろう、と期待している。
中の人は本当にいいときに来てくれたなあ。
posted by YUKINO MATOI at 02:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。