2006年01月26日

『DIE GEISHA』

歯科研修医の友人が試験にパスした祝いを兼ねて
友人と邦題『SAYURI』のドイツ語版を観に行ってきました。

売られて来てから「会長さん」に出会うまでの幼いサユリが
とてもとても可愛いらしかったです。あの子だったら私だってアイス買う。
そして桃井かおりが最高。おかあさん万歳。



芸者とは技芸を身につけたものの意であり
芸者が売るのはあくまで芸であって単に春を鬻ぐのではないのだ、と
繰り返し強調されているのには好感が持てましたが
これでゲイシャすなわち娼婦という誤解はある程度解けるにしても
ゲイシャの側から、私はあなたたちとは違うのよと説明されてしまった
世界のセックスワーカーのみなさまがこれを観たら
どう思われるのかちょっと考えてしまいました。



日本的なあれやこれの描写はかなり完成度高かったと思います。
ところどころ疑問符がつかないわけではありませんが
そもそも花街とは娑婆の匂いがしてはいけない場所なので
あれくらい箱庭ファンタジー度が高い方が素敵かと。
やれ着物の衿が抜きすぎだのおはしょりがしわしわだの言うくらいなら
メイド・イン・ハリウッドだと初めから判っている芸者のお話など
わざわざお金払ってまで観に行かなければいいのです。

泥まみれの足を洗う水、雨、流れにたゆたう紅絹。
水のある風景の美しい映画でした。



そして女性が苦痛を訴える表情が美しくないと
一気にものすごく冷静になってしまう、という
なんだかとてもアレ的な自分の趣味に気づきました。
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2006年01月23日

帯揚げ、帯締めはいつから生まれたのだろう

『大奥 第一章』のビデオを観ながら(tdnkaoriさん有難う!)
絢爛豪華なお召し物の数々にキモノ熱を上げつつ
きりきりと図解つきでレジュメとカンニングペーパーを製作し
手持ちの雑誌も和装小物も総動員でバッグに詰め込んで
何の準備をしているかというと
これからドイツ人の女の子にレクチャーをしに行くのです。
キモノ風のドレスを作ったんだけどいまいちキモノ的にならない
というかそもそも日本式の本物のキモノを着たことがないんだとかで
お声がかかりました。不肖マトイ精一杯あいつとめます。



ところでマイミクのジョージえなつ嬢のお写真が
いつの間にか眼鏡の澁澤龍彦氏みたいになってて胸が高鳴りました。
えなつ嬢はいつだって変幻自在。憧れるのです。
posted by YUKINO MATOI at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

Wenn ich betrunken bin

お酒を飲むと悲しいことばかり思い出す。
お酒を飲むと美しいことばかり思い出す。

酔いが回るにつれて、ただただ、泣きたくなるのに
ちっとも涙は出てこないのだ。

だから、笑うのだ。
目の前が霞んでしまわないように。
ふと聞こえる乾いた声に、応えてしまわないように。



我が良き友たるカルロス氏から贈られた
メキシコ産の極上テキーラを舐めながら
泣いたら塩の味がして丁度いい味になるかも、なんて
涙の一滴も流さないまま洟をかみます。
私の喉は歌を歌うようには出来ていないようだから
かわりに、やっぱり、笑うのです。
posted by YUKINO MATOI at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月07日

マフラーはニューヨークへ行く

『キングコング』を前のほうの座席で見るのは三半規管に大変によろしくない。
大恐慌時代のニューヨークの琥珀色がかった美しさは
船酔いにも目眩にも胃のむかつきにも効かない。
島に着くか着かないかのところで一時途中退出。
戻ってきたらジュラシックパークが始まっていて驚いた。

多少のグロテスクさは許容できますが
あの大きさのワーム系は無理です!



ニューヨークつながりで無理矢理話を繋げると
先月私の作ったマフラーがどうやら彼の地まで飛んでいったらしい。
ご贔屓にしてくださる数少ないお客様の一人が
ご友人へのクリスマスプレゼントにしてくださったのだそうだ。
休暇が終わり、マフラーを贈られた私の知らぬ人は海を越える。

「あなたのマフラーは今ニューヨークに居るのよ」

私の知らない誰かの首に巻かれて
黄色いタクシーに乗ったり地下鉄に乗ったりするのだろうか。



想像もしていなかったことですが
なんだかとても嬉しくてたまりません。

posted by YUKINO MATOI at 09:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ごめんなさい

ばかな男 クリスマスカードを送ってきた
夏の真っ盛りに
ばかな男 まだ生きてたのね
今もたぶん きっとばかね
            (夏木マリ『二の腕』)




12月の末に日本に一括して送って
一応クリスマス頃には実家から全国に発送された某の年賀状は
今頃になってようやく配達された模様です。
道理で返事が異様に少ないと思いましたよ。

余裕を持って投函しなかったこともさることながら
私製ハガキだったことも遅配の一因だった模様。

みなさま、新年早々ご無礼を致しまして申し訳ございません。
posted by YUKINO MATOI at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月03日

僕は目の上直線が好きなのだ 続き

真っ直ぐに切り下げた髪型にはここ数年来かなり強い思い入れがあるのですが
その最たるものは大学四年のときの出来事で
蒲池美鶴先生に「私と同じ髪型の方がいらっしゃる、と思って」
お声をかけていただいたこと。
ごく短時間でしたがお話を伺うことができて貴重な経験をしました。
講師が二週単位で変わる総合講座だったので講義は二度だけ
しかも受講者の多い大教室でのことだったので本当に光栄でした。

今年はこの髪型で通そうと思います。

posted by YUKINO MATOI at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

僕は目の上直線が好きなのだ

三が日という感覚がなく皆さん二日から通常営業です。
初買ついでに予約を入れて三日の朝イチで髪切ってきました。

胸が隠れる長さだったのを顎にもかからないほど短くしたので
とても清々しい気持ちです。

日本人の髪をこんなにぱつんと切る機会は貴重とのことで
お店のみなさん総出でえらく楽しそうに切ってくださいました。

相方の弁によればクレラップのCMのクルリちゃんみたい、だそうです。
posted by YUKINO MATOI at 18:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
posted by YUKINO MATOI at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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