2004年10月31日

独逸ハロウィン事情

ヨーロッパに来たのできっとハロウィンは盛大に行われるに違いないと思い
今年の10月末は楽しいぞう、とわくわくしていたのに
フライブルクは思いのほか静かでした。

街ではもちろんハロウィングッズがいっぱい売られているし
カフェやレストランはハロウィン仕様にデコレーションしてあるし
飾り付けグッズも日本に比べたら格段に気合が入っているのですが、でもその程度。
ハロウィンにかこつけて家でパーティーやったり
クラブでイベントやったりはするみたいですが、でもその程度。
仮装してお菓子を要求する子どもも、大鎌を振りかざすカボチャ男もいなかったよ。
そもそも週末なので仮装して出社するお茶目な大人もおらず。
それよりもみんなブンデスリーガの試合に熱くなっていました。
ちょびっとがっかりです。

でも大きなカボチャがお買い得になっているので
せっかくだからシチューとかニョッキとか作ろうかと。
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2004年10月29日

肌質改善?

最近化粧品が全然しみなくなった。
肌荒れが治ったのか、そもそも肌質が変わったのかは定かでない。
ターンオーバーが1周して日本仕様の角質層が全部生まれ変わったのかな。

自分で自分の体質を勘違いすることはよくあるし
体質自体もころころ変わるもののようです。
きっと個人差はあるのだろうけど。

大学に入って上京するまではオイリー肌だと思っていたのだけど
冬に空気がからからに乾く東京に来て初めて乾燥性混合肌だったと知りました。
以前はどれだけ酒を飲んでも翌日に残さないのが強みだったのに
大学4年の頃からだんだんあやしくなってきました。
さらに、昨今は酒の適量が判断できなくなりつつあります。
日によっても体調によっても飲む相手によってもまるで適量が違うので
自分で自分の肝臓のコンディションがさっぱりわからないのです。
困ったなぁ。23にもなってあまり酒で醜態は晒したくないのに。



そんな近頃の纏ユキノですが
通りすがりの方からのリクエストがありましたので
こんなのやってみました。

以下結果引用。

ウォッカ皇帝のあなたは、何事にも粘り強く、とても忍耐強い頑張り屋さん。与えられた環境のなかでコツコツと努力を重ね、自分なりのペースで物事を進めていきます。腰を落ち着けてじっくりと考えるタイプなので、スタートこそややのんびりしていますが、いざ行動を開始したら周囲が驚くほどパワフルに突き進みます。途中で投げ出したりしないため、着実に物事を吸収していけるでしょう。恋愛面でも同様で、自分の恋を一途に守り続けていくタイプ。家庭的で、どちらかというと古風なところもあるため、好きな人には惜しみない愛情を注いで一心に尽くすことでしょう。ただし、ケンカになったら急に意固地になりそう。持ち前の忍耐強さで、良く話し合うことが大切です。北海道のメロン。

メロンて何さ。
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2004年10月28日

Nicht schreiben.Denken.

語学学校にて。
書くな、考えろと言われる。



熱にうなされてドイツ語を話している夢を見た。
後輩が一昨年の夏にしばらくドイツに行って
帰ってきたらドイツ語で夢を見た、と言っていたが
そうかこのことか。
妙なもので夢の中だと知らない単語もすらすら出てくる。
もちろん起きたときには忘れているが。



実家のメールアドレスからメールが来たので
送電が復旧したのかと思い電話してみた。
電気が使えるようになったので家に帰ってきたはいいが
余震のせいで片付けた端から物が倒れる犀の河原のような状態だとか
弟は地震当時大きな本棚を背にして机に向かっており
すんでのところで下敷きになるところだったとか
延々と母が喋りつづけていたが
家族が皆無事でなによりというのが繰り返し口から出た結論だった。



私は私で、メールをもらったり電話がかかってきたり
チャットやらBBSやらで連絡を取りあったり
直接言葉を交わさなかったけど人づてに消息を聞いたり
日記がちゃんと更新されてるので無事とわかったりでちょっとずつ復旧。

不安になるなとかへこむなとか自分に言い聞かせても
へこむときはどうせ何をやったってへこむし気は晴れないし
それで熱出したり胃がおかしくなったりするのもいつものことなので
嵐が過ぎるのを待って軌道修正するしかない。
余震がまだしばらくは気にかかるし、熱も出たり下がったりを繰り返しているけど
宿題を片付けて洗濯してゴミを分別して捨てて写真を撮って
特売品の巨大カボチャを抱えて帰ってくる元気があるんだから大丈夫でしょう。



私は元気ですよ、と言うべきあなたがそこにいるから、大丈夫。
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2004年10月26日

その後

一時連絡が途絶えていたのだが
電気の供給が止まっているために
携帯を充電できなかったのが原因らしい。
しばらく車中泊の日が続くという。
長岡の郊外にある母方の実家の方は
家屋も無事でインフラも止まっていないため
復旧には比較的余裕があるようだ。
母は公務員なので家の復旧よりは専ら避難所に詰めているとか。
父方の祖母は気管支が弱いので風邪でも引かないか心配。

……と人の心配をしつつ予定通り語学学校に通いだしたのだが
2日目で熱を出していきなり休むはめになった。
というか起きたら既に始業時刻を過ぎていたのでそのまま欠席。
目指せ無遅刻無欠席だったのに。
ばかだなぁ。



9月頃の日記につらつらと書きましたが
持ち物の無闇に多い人間なので
預けてきた蔵書の山が崩れたり
生地のストックを入れた箱の山が崩れたりして
片付けに負担をかけているであろうことは想像に難くなく
あぁぁぁごめんなさいと布団の中で詫びる。



明日までにはちゃんと熱を下げて
明日からは元気に学校に行きます。
明日から、明日から。
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2004年10月24日

帰りたい

金曜の早朝からしばらく家を空けていた。
諸般の手続きをしにミュンヘンの総領事館へ、兼小旅行。
夜行で帰宅したのが日曜日の朝9時前。
まだ寝ていると思っていた相方は起きていて、地震の一報を知らされた。

何が起こったのかよくわからないし、今でもよくわかっていない。
うろたえてみても始まらないという理性だけがいやに的確に働いている。
理性のせいにしてわかったつもりをしている、たぶん。



携帯のメールしか連絡手段がないのだが、ひとまず実家の家族は無事だった。
「火事がないだけ阪神大震災やなんかよりマシなのかしらね」
ぽつりとメールに書かれた母の言葉に何も言えなくなってしまった。

建物自体は無事だが家財道具が散乱して酷いことになっているらしい。
自分の家の中のそんな光景が上手く想像できない。
避難所が混んでいて物資もろくに行き渡らないので
年寄りだけ避難所に泊めてあとは車の中で寝ているとかなんとか。



心配して安否を訊ねるメールや、無事を知らせるメールをたくさんもらった。
子どものような感想だが本当に嬉しかった。
この場を借りてありがとうございます。マトイの身内はみな無事です。



頭の半分くらいは本気で心配していて、自分の取るべき行動を探しているが
もう半分くらいは混乱してるんだか麻痺してるんだか鈍感なんだかよくわからない。
今の自分が置かれているのどけき平常な日々と
それが破壊された日々とがどうやってもうまく噛み合わない。
ガラスが割れ食器が撒き散らされ水槽のひっくり返った家。
結婚する前の日に一通り掃除したのが見た最後。
一方、穏かな週末のドイツ。テレビをつけても何のニュースにもなっていない。
明るい部屋。ぱたぱた乾いた洗濯物。空は青い。

どれだけ動揺していても腹は減るし眠くもなるし人肌恋しくなりもするこの自分。
体の中でも動揺している部分とそうでない部分があることに気づいて愕然とする。

先日台風が来たときも7月に水害に見舞われたときも
イラク戦争のときも9.11のときも阪神大震災のときも
アウシュヴィッツ展を見たときもヒロシマの写真集を見せられたときも
たぶんそれ以外のいろんなときも、ずっと、そう。
半分は動揺したり怖がったり憤ったり悲しんだりしていても
あとの半分は意外と平静でしたたかでずぶとい。
ざわざわになった方の半分は残りの半分に吸収されてゆく、ちょっとずつ。

厭。どうして。なぜ。問いだけがずっしりと重い。
私が今ここにいることとはどうしても並列にできない事象。
彼岸と此岸の間にあるどうしようもない距離。
分厚い無神経な面の皮を被ったような。なぜ。答えは出ない。
何故。厭。繰り返す。思考停止。どうしようもない距離。



足して2で割るとブログに文章が書ける、その程度には平静。
長岡帰りたい。帰ったら全部夢だったりしないかな。
無性に親に会いたいのです。成田で笑って送り出してくれた親に。
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2004年10月21日

気になるもの、追加

・劇団、本谷有希子 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」
東京にいたら絶対観にゆくのになー。



クラムボンの『便箋歌』を聴くと心がちくちくして
さらに聴きつづけているとひっそりとしかし確実に
心の地雷原を踏まれている気がして
どうにもいたたまれなくなるんだけど気のせいでしょうか。
好きな曲なんだけど、もちろん。



木曜日の今日は久々に気持ちよく晴れた。
洗濯物がよく乾き、冷蔵庫の霜もきれいに取れたが
晴れたってことはお肌も油断するとすぐぱりぱりに(悲鳴)
こんな日にBIOTHERMだとアルコール分がきつくてちょっとしみる。
Dr.Haushukaがノンアルコールで良いという噂を聞いたので
今のを使い切ったら(貧乏性)買いに走ろう。



なんかバイトしなきゃ、お金稼がなきゃとそろそろ焦りだした。
年末はパリ行きたいし春にはスペインに行きたいのだ。
何も仕事してません状態がかれこれ2ヶ月も続いているので
もういろんなところがむずむずじりじりしている。
なんかしなきゃ。貯金残高はカチカチと減ってゆく。
でもいくら息巻いてみたところで
結局ドイツ語が話せないことにはどこに行っても役立たず。
採用担当に電話をかけることすらままならないのだ。
あまりにも何もできることがなくてうっかり泣いてしまった。
月の定例行事中は何を食べてもどれだけ食べても全然体に力が入らず
食ったものがちゃんと骨肉になっているのかあやしくなってみたり
目の前にいる相方の話すドイツ語を解せる日が来るのかどうか
努力したくても努力の方法が判らずに不安になってみたり
ここ3週間のんびりお気楽に暮らしてきたけれど
それって要はただの穀潰しってことじゃん?とか
考え出したらダメダメスパイラルが止まらなくなり
とどめを刺したのが相方の作ったダゴ汁で、やたらほっとする味だったので
ぷっはー、おいしいなぁ、と思って一息ついたらまた泣けてきて困った。
ダメダメスパイラルに何度嵌ったところで辿り着く答えはさして変わらない。
二日連続で夕食を作ってもらったので今日は私がグラタンを作ろう。
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2004年10月20日

火曜は一日雨

体中が痛くて全然眠れなかった。
何事かと思ったら月の定例行事だった。
お陰で一日やる気がなくて、おまけに一日雨だった。
友達が遊びに来ても茶と菓子を出すのみで
厨房作業を一切相方に任せておいたら
今朝キッチンがすごいことになっていた。
料理ともてなしは好きだけど片付けの嫌いな夫婦。



酒の好きな友達(From九州)が禁酒中だというので
何事かと聞いたら
「彼氏(Fromチュニジア)がラマダン中だから禁酒つきあってるの」と。

ラマダン!

言うまでもなくイスラム教徒の年一回の大断食イベントです。
教科書とかニュースくらいでしか知らなかったイベントに
身近で参加してる人がいると知るとちょっと感慨深いものがあります。
世界史の教科書で見た古城を目の当たりにしたときの感慨に近いかも。
印刷物や活字でしか知らなかった無機質な情報が
有機物になる瞬間、みたいな。

そっか、彼氏の禁酒につきあうなんてけなげだなぁ、
私には真似できないなぁ、ていうか、あれ?
ムスリムってラマダン中でなくても酒飲んじゃだめなのでわ?
という突っ込みは置いておきます。
イスラム教徒でもいろいろいるのです。
豚は例外なくみんな食べないけど酒飲む人は飲むし
ラマダン中でもタバコ吸う人は吸うんだって。
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2004年10月19日

日曜日月曜日

真冬仕様のコートを着こみ手袋を着用し
内側からも体を温めるべくイェーガーマイスター(35度☆)を
ストレートであおって再度遊園地に行ってきました。
ドイツ人はお酒にも強いけど寒さにも乗り物酔いにも強いみたい。
全体的に日本人よりも頑丈に出来ているらしいよ。

で、約2年ぶりに絶叫マシンなんてものにのった。
いや2年前にのったあれはディズニーシーの某地球の真中アトラクションで
怖いのは一番最後だけだったからなぁ。こっちのに比べたら可愛いもんだ。
うわやべぇ放り出されると思った足先に夜空しか見えない恐怖。
いつもと逆の方向にGがかかってるのを感じる瞬間。
鼻水がすっごいことになってしまいました(恥)

翌月曜日は喉ががらがらでした。

で今日は火曜日です。
来週から語学学校が始まるので
手のかかる家事を済ませるなら今のうち。
食材箱の整理とか冷蔵庫の霜取りとかやっちまいたいのですが
なんか魔窟なの、ここ。
日本の食材がいろいろあるのは嬉しいんですが
だしの素が数種類、だし屋開けるじゃんてくらい箱であったり
とっくに香りの飛んだローリエがなぜか3袋もあったり
和三盆まであったのには本当にびっくりした。



今、一日あたりの業務がすごく少ないから
普通にゆっくりやれば24時間で全部片付く。
ご飯を作って洗濯して日記を書いてメールを打って家計簿をつけて。
やりたいこととかやらなきゃいけないことを先延ばしにしない状態。
緊張感にはやや欠けるけれど理想的な状態。
常にここまでのんびりしていたいとは思わないけれど
日々の繰越が少ないほうが精神衛生上よろしいことは間違いない。
現に今、そこそこ規則正しく生活してるし、体調も良いし。
だから少しずつ足し算してゆけばよいのだ、今の状態から。
10個のものを24時間かけて10個消化する日々。
ちょっとずつ11個とか12個とか20個とか50個とかにしてゆけば大丈夫。
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2004年10月17日

人の本棚って

4年以上ドイツで暮らしていると
自分で持ち込んだ、もしくは送ってもらった本の他にも
ドイツに来てまた日本に戻っていった友人の置き土産本とか
代々継承されて最初に買ったのが誰なのか最早わからない本とかが
それなりに部屋にたまるらしい。
相方の本棚は結構バリエーションに富んでいる。
人に自分の本棚の中身を検分されるのは底が割れるようで堪らない、が
これなら全部を自分で選んで揃えたわけではないと言い逃れ(失礼)できる。
昨日は土曜日、相方の試合を観にいった。
ウォーミングアップの間の1時間に村上春樹の『風の歌を聴け』を読む。



大学の夏休みに帰省してバイトもしなければ旅行もせず
毎日プールに通いバーに通いビールを飲んで帰るような夏の日々を
つらつらと回顧されたところで何の琴線にも触れはしない。
ビーチ・ボーイズの詞の和訳が挿入されていたところで
私はその曲を知らないし格別その訳が美しいわけでもない。
夏の物語のはずなのに全く夏の空気が感じられないのが腑に落ちない。

もしあなたが芸術や文学を求めているのなら
ギリシャ人の書いたものを読めばいい。
真の芸術が生み出されるためには奴隷制度が必要不可欠だからだ。
(略)
夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、
それだけの文章しか書くことはできない。


そんな常温の夏を送っている輩にそんなこと言われる筋合いはない。



雨が降ったり止んだりする中での試合はひどく寒くて
足場の悪いせいで怪我人が続出した。試合は負けた。
相方の先輩の家で豚汁をごちそうになり、ハイロウズを歌いながら帰った。
風邪は治ったけれどお腹が少し痛い。

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2004年10月16日

お国柄なのかどうか

この 観覧車という乗り物は
好きな人と一緒に
ゆっくりと空を横切ってゆくためにあるのだ
多分
「少し怖いね」
なんて言いながら……

(羽海野チカ『ハチミツとクローバー』3巻79ページ)




……ドイツの観覧車は違う乗り物です。断言。

・異様に早い。1周約1分(誇張ではなくゴォォォォォって音がする)。
・だから1回で5〜6周は回してくれる。
・よく止まる。ていうか乗客の昇降のためなんだが。
・ゴンドラが箱状ではない。椅子に屋根をつけただけ。
・しかもコーヒーカップのようにゴンドラが水平方向に回る。
・乗った日は強風。

というわけで観覧車なのにとってもスリリング。
ゆっくり空を横切る?少し怖いね?何語ですかそれ?
ドイツ人を日本の観覧車に乗せたら、大きさの点ではともかく
スピードの鈍さとガラス越しの安全さとで
こんな軟弱な乗り物観覧車じゃねぇ、くらいは言われるかもしれません。



今、フライブルクのお祭りで街外れの空き地に移動遊園地が来ています。
上記の観覧車の例に漏れず、こちらの乗り物はいろんな意味で激しいので
昨日はとりあえず観覧車だけで止めておきました。ビール入ってたし。
でも夜の遊園地は素敵です。乾杯。
posted by YUKINO MATOI at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お国柄で

犬よりも猫派な私(飼いたい)ですが、断然犬派なのがドイツ人。
それもダックスとかチワワのような小型犬や中型犬ではなく
圧倒的に大型犬の比率が高い。
さらに言うならアフガンハウンドやコリーのような長毛種ではなくて
シェパードやシベリアンハスキーやレトリーバーやドーベルマンのような
おりこうさんで強そうで忠実そうな犬が人気な模様。
なんとなく、国民性として理解できないでもない。

で、犬連れでどこへでも行くんです、この人たち。
盲導犬でも介助犬でもないのに一緒にのしのしとカフェご来店、とか。
バスも電車も一緒に乗る(犬用のチケットも売ってるらしい)し
しかも繋いでないことが結構多くて最初は怖かった。
公園で散歩する時だって綱なしで先に走らせてしまうのだ。
芝生で遊んでいる子どもがいたりすると冷や汗ものだった、最初は。

でもこっちの犬はびっくりするくらい躾が行き届いている。
めったに吠えないし飼い主には絶対服従だし
周りに人がいるところでは大概ぴったり飼い主によりそっておとなしくしている。
交通機関や飲食店で粗相をすることもないし
すれ違う人が食べ物を持っていてもミルクの匂いの赤ん坊がいても見向きもしない。
子どもがちょっといたずらをして耳や尻尾を引っ張ったとしても無抵抗。
犬の訓練校のようなところがあって、そこで全部躾けてくれるらしい。
まあたまにはお行儀の悪い犬もいるが、そういう子は飼い主が絶対に綱を離さない。
犬を飼うならそこまで徹底するのが義務なのだろう、飼い主の。

というわけで、最近はそんなに怖くもない。
半端じゃなく犬が嫌いな人にはそれでも不愉快だろうし
結局犬は犬なのだから万が一のことを考えろと言われればその通りだろう。
でもこっちのお犬様たちは躾が厳しいかわりに
存分に飼い主に愛されているようなのでストレスも少なそうだし
ぐるぐると凶暴化して人を噛んだりするようには見えないのですよ。
繋いだりしたら宅のワンちゃんが可愛そうざますとか
叱ったりしたら宅の息子(ん?)が卑屈な子になってしまうざますとか
この国の人たちはきっと口が裂けても言わないのだと思うし
その方が犬も人も幸せだと思うんだけどどうなんでしょう。
posted by YUKINO MATOI at 17:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月14日

気になっているもの

・『トッポ・ジージョのボタン戦争』(絶対ドイツで公開されるまい)
・「Heart of Wilderness」伊藤キム×高嶋政伸(なんじゃそりゃ)
・東京事変の2ndシングル(もうすぐ)と1stアルバム(来月)
・高原英理『ゴシックハート』
(『少女領域』と『無垢の力』と3部作になっているらしいよぅ)
・大学の後輩がスタッフTシャツをつくるらしい(欲しい……)
・大学の後輩が缶バッジもつくるらしい(欲しい……今年度は余裕あるんだなぁ)
・ドイツ語版『少女革命ウテナ』DVD
(高価いのですが奴らの口からドイツ語が発せられるのかと思うと……くぅっ)
・いつ出るのかわからない大学の恩師の本
・幸田文と澁澤龍彦(異国の地で突発的に読みたくなった)

ふぅ。
とりあえず『ゴシックハート』は推薦者氏に送付を依頼することにします。
お礼にケルベロスかキメラのフィギュアを送ったら喜ばれるでしょうきっと。



音大に通うパイプオルガニストさんと仲良くなった。
友達の友達、というのは時に微妙だけれど
時に全然自分と接点のない人と知り合えるので楽しいねぇ。



後日談。『ゴシックハート』『少女領域』『無垢の力』は
別に3部作でもなんでもないことが判明。でも全部読みたいけどねっ☆



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漂白剤買うのに二人がかりで

ユニフォームなら解るけれど
なんで普段着のシャツがこんなに泥だらけになるのさ相方よ。
洗っても落ちないので漂白剤を買いに行くことに。
しかし相方も実は漂白剤を買ったことがなく
(今まで染みになった服は諦めていたのか)
私も勿論「『漂白剤』てドイツ語でなんていうのー?」って始末なので
洗剤コーナーで二人考え込んでしまった。
で、ほぼ間違いなく漂白剤であろうというあたりを購入。
混ぜるな危険と書かれているのだから多分これだろう。
おもちゃみたいな赤と青のフタつきバケツに入っていてかわいい。
違ったらその時はその時。



季節物で柘榴があったので1つ買おうとしたら
「あ、アケビだ」と相方。
違う、これ柘榴だよ、食べたことない?と聞くと「ない」との返事。
都会育ち(……だよなぁ、話から察するに)の相方は
アケビも柘榴も食べたことがなく
アケビに到っては見たこともないそうで
名前を逆に覚えていたらしい。なるほど。
油彩の静物画にはよく柘榴が出てくるけれど
アケビは見たことないから多分ないんだろうな、こっちには。



再来週から語学学校に通うことに決めました。
明日申し込みに行く予定。
posted by YUKINO MATOI at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月13日

街のはじっこのほう

市街地は車が入れないので石畳の上を路面電車が走ってゆく。
道を歩いている人や街路樹との距離がすごく近いので
ベンチに座ってヘアピンで自分のくちびるの形をなぞっている女の人とか
何にびっくりしたのか両手を挙げてフリーズしたままの子どもとか
犬を連れて座り込んでいる物乞いとかがすごくよく見える。



一つ乗り換えて路面電車の終点まで行ってブリタを買ってきた。
街のはずれの大きなショッピングセンターとか車の展示場とか
そんなのがたくさんあるあたり(チラシでここの店が安いって)。
フライブルク市内は大体どこでもバスか路面電車で移動できるから
ここがおおよそこの街の終わるところ。線路はそこでぐるっとループする。
平行して走る道はそのままどこか先へつながっているのだろうけど
ブリタを買いおやつにダノンのヨーグルトを買い
テレタビーズのお弁当箱を買おうか否か迷って迷って踏みとどまった私は
そのままくるっと丸まったレールの上に乗っかって帰宅。
今日の夕飯はドライカレーだ。



ドイツ語が出来ない、ということで今たくさん損をしている(と思う)ので
早く損しないように(てゆかむしろ取り返せるように)なりたいです。
posted by YUKINO MATOI at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月12日

覚書

「私は貴方の意見には反対だ。
だが貴方がそれを言う権利を私は命にかけて守る。」



ヴォルテールの言葉。
そっくりそのまま言いたい人がいるのでここに書いておく。

でも本当はそんなこと本人は口にしてなかったんだってね。
posted by YUKINO MATOI at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こ、こわかった

滅多に遅くなることのない相方が
ミーティングが長引いたとのことで終電で帰宅した。
深夜1時近くになっても帰ってこない。
夕食を食べに来ていた友人が帰宅したのが11時頃。
酔い覚ましに横になる。
帰ってこない。
洗濯物を片付ける。
帰ってこない。

むー……。

一人で待つのに3LDKは広すぎる。
しかもあちこち建てつけが悪くなっているので
こんなときに限って閉まり損ねた窓がキィと開いたり
隣室のドアノブがかちりと鳴ったり。
ひぃぃん。やめてくれ私は怖がりなんだから。
おまけにこの家はやたらと鏡が多い。
どの部屋にも姿見があるのは重宝するけれど
おかげで自分の影にもびくびくする始末。

結局相方が帰宅するまでトイレにも行けなかった。情けなひ。



ドイツ人は早寝早起きの人が多いので
夜の住宅街はおそろしく暗くて静か。
風の渡ってゆく音が聞こえるくらいに。
向こうのブロックの街路樹がざわざわ鳴りはじめて
ざわざわが近づいてきてうちを通過して
うちの裏手の林の方にざわざわと抜けてゆく一部始終が全部聞こえた。
身動きが取れなくなった。



相方は酔っぱらいのお父さんのように
ソーセージとパンの包みを
お土産にぶら下げて帰ってきましたとさ。
posted by YUKINO MATOI at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月11日

週末ずっと雨で嫌だなぁと思っていたら
首都圏台風直撃で日本はそれどころではなかったみたい。
母校の学生会館が浸水したり交通網が麻痺したり酷いことになっていた模様。
東京、横浜の皆様ご無事ですか?
ユキノは風邪を引きましたが元気にやっておりまするよ。



独文を読むだけなら辞書があれば多少こなせるけれども
会話はこれはもうドイツ人と話さないことには絶対上達しない。
相方の出ているサッカーの試合を観に行ったのだけれど
折角チームメイトの皆さんにご紹介頂いても
気の利いたこと一つ言えないので
とっとと語学学校に行ったほうが身のためだと痛感した。



ドイツでは10月・11月が一番カップルの別れる率が高いそうですよ。
いや、旦那と別れる気は毛頭無いんだけれど(当たり前だ)
この冷たい冷たい雨の日の閉塞感はどうにもやりきれないので
ついつい思考悪循環に陥って、てのはわかる気がする。
雨そのものは嫌いではないし夕立やにわか雨はむしろ好きなのだけれど
こちらの雨は霧のように細かくけぶって人の体温を奪います。
降り込められる、という言葉が本当にしっくりくるので
人を気弱にするにはもってこい。
もっとどーんと構えていたいのですけれどねぇ。
posted by YUKINO MATOI at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月08日

乾燥注意報

これさえあればなにも要らないと
愛用していた化粧品(エバメール)を
出国前のジプシー暮らしの中で紛失してしまった。
いろんなお宅やらホテルやらを転々としていたので
どこで消えたのかも分からない。
ドイツに行く前に、と奮発してお徳用ラージサイズを買ったので
(そんなにデカいものをなぜ失くす?)
ショックはなおのこと。
ついでにお気に入りだったベルトも失くした。
だから、あの、脱いだジーンズに通しっぱなしにしといて(だらしねぇ)
ジーンズはきちんとこっちに持ってこれてるのになんで失くすかね君は?
憂々。

無いものは無いので肌に合う化粧品を捜索中。
ヨーロッパ発の化粧品が現地価格で買えるので
日本にいるときに手が出なかったものを試してみている。
Aveneだと保湿力が足りないみたい。
なにせ夜に干した洗濯物が朝には乾くくらいに
天気さえよければ空気はカラカラに乾いている。
BIOTERMを買ってみて経過観察中。



相方とはあまり音楽の趣味が合わないのですが
坂本龍一とドイツは異様にマッチするという点で意見の一致を見ました。
街のあちこちにある教会から時々鐘の音が聞こえてくるんだけど
それをバックに『ラスト・エンペラー』のサントラをかけたりすると
もうたまらないわけですこれが。鳥肌ものです。
時間帯が早朝だったり夕暮れ時だったりすると素晴らしさ倍増。
posted by YUKINO MATOI at 19:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月07日

困りごと

解決には年単位を要するであろう困りごとにぶち当たって
結婚後(というか相方と付き合いだしてから)で今一番困っています。
困って困って眠れないので岡嶋二人『クラインの壺』を読んでいたら
もっと眠れなくなってもっと困りました。
今朝は寝坊してコーヒー当番をさぼってしまいました。
私を困らせている当のものがどこに行くか見届けたい、というのが
彼と一緒にいる理由の一つなのでそれで自分が困るのはしょうがない。
相方に私は困っているんだ困らせないでくれと今言うのは筋違いなのです。
反省。猛省。でも困った。どうしよう。
折角だから考えよう。そして相方のことをちゃんと見ていよう。



昨日は雨でした。
止んだのでミシンと靴と枕を探しに行こうと思います。
欧州では25cmの足など珍しくもなんともないので
靴の選択肢が多いのが嬉しくて嬉しくて仕方ありません。
posted by YUKINO MATOI at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月06日

気まぐれ、半分は実話。

庭石の下に埋めた蝸牛 空の殻からどくだみがのびる



ついでにもうひとつ引用。
去年の今ごろに知った句。



行く我にとゞまる汝に秋二つ (子規)



去年は自分がとゞまる側だったので
翌秋に行く側になるとは予想外。
posted by YUKINO MATOI at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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